安藤忠雄先生設計の豪邸、超ド級の「2億$(280億円)]で成約し安藤伝説が誕生へ

 安藤先生設計の超豪邸が5月初旬に2億$(280億円)で売れていた模様だ。

 所在地はロサンゼルスのマリブで他の話の記事の中でチラリと出て来ただけなので詳細は不明。

 たぶん「契約入り」はしているが、「まだクローズに至っていない」状態だと思われ、詳細は後日分かるだろう。

 いよいよ超ド級の安藤忠雄伝説が誕生しそうだ。

 

 余談だが、以下は補足だ。

 アメリカでは「住宅が売れた」とするタイミングは、ほとんどが「売買契約のクローズ時(日本流では残金清算と引き渡し時)」だ。

 日本とは違い、登記により売買契約書が閲覧できるようになる。

 日本流の「本契約」はアメリカでは「契約入りした」「契約書にサインした」と呼ばれ、統計上では「仮販売・ペンディングセールス」と呼ばれる。

 「仮販売・ペンディングセールス」で「売れた」とする例はある事はあるが、非常に例外的で少ない。安藤先生の今回の物件は、まだ「クローズ」には至っていないと見られる。

 「契約入り後に流れクローズに至らない例」はかなり多く、従って統計上も「仮販売」よりクローズ数の合計「既存住宅販売」の方がはるかに重視されてきた。

 

 契約が流れる理由としては「ローン融資の否認」が最も多い。

 しかし最近は審査業務のIT化が進み各金融機関で審査1件あたりの業務負担が大幅に減り、「事前適格証明・プリクオリフィケーション」を簡単に応じる事が出来るようになった。

 買う物件を探している人間はまずこの「事前適格証明」を得てから購入希望物件を決める例が増えた。

 また売り主も「事前適格証明」がない買い申し込みは売買交渉の相手としないケースがある。

 

 もっとも今回の「2億$(280億円)」というような超高額物件のローン融資のプロセスは上の話とは全く別の世界だ。

 買い手の富豪はどんなド金持ちでもほぼ100%、巨額のローンを(借りる必要がなくても)借りる。

 大手銀行には彼を担当する「デパートの外商」のような役割の人間がいる。

 富豪との付き合いは銀行に様々な取引で利益をもたらす、上得意なのだ。

 

 ところで、安藤先生、お具合が悪いという事はないでしょうね?

 最近、ウォールストリート・ジャーナルでの登場が急に増えました。

 この新聞の特徴なりクセですが、重大事件の発生を予知した場合、

 関連する記事を前もっていくつか書く事が多い。

 先生は手術ばかりされていたと聞き、ちょっと心配します。

 杞憂である事をお祈りします。

 

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安藤忠雄:ロサンジェルスで1.85億$(259億円)の超豪邸が(安藤忠雄設計の物件の近く)で売りに 

 ロサンジェルスは特大超豪邸で溢れているが、今度はベルエアで新築超豪邸が1.85億$(259億円)で売りだされた。周辺の最高価額は安藤忠雄が設計したマリブの物件で今月初めに2億$(280億円)で成約した。ディズニーのアイズナー氏の物件は1.95億$(273億円)で出ている。ロサンジェルスの超豪邸は不動産税が増額された。

(ウォールストリート・ジャーナル電子版 2023.5.25より) 

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(追記2023.6.16)

 上記の話はこれの事に間違いないようです。

The record price for a L.A. area home was set earlier this month, when entertainers Beyoncé and Jay-Z paid about $200 million for a Tadao Ando-designed Malibu property, according to people familiar with that sale. Former Disney chief executive Michael Eisner’s Malibu estate is on the market for $195 million.  契約はまだクローズしていないようです。