安藤忠雄先生の内部設計マンションが2200万$(31億円)で売りに/原文・無料試読法?

 現代の建築家の中でも最も人気がある安藤忠雄が内部を手掛けたマンハッタンのマンションが2200万$(31億円)で売りに出る。築100年の建物のペントハウス(デュープレクス)だが、彼の代名詞であるコンクリートはここでは使われていない。打ち合わせから竣工まで5年を要し、壁、風呂場、キッチン他全てに彼の持ち味が込められている。

(ウォールストリート・ジャーナルより)

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 たて続けに登場している安藤先生、今度はマンハッタンのマンションで、売却希望価格は2200万$(31億円)だ。記事は、ワードA4標準書式に落として8ページだが、室内の写真が多数ある。

 

(ウォールストリート・ジャーナル電子版・2023年6月9日付け)

https://www.wsj.com/articles/a-tadao-ando-designed-penthouse-in-manhattan-asks-22-million-9afa4d55?reflink=integratedwebview_share

★参考「ウォールストリート・ジャーナルを無料で読む方法」というページを見つけた。

3 Ways to Read the Wall Street Journal for Free - wikiHow

 

 なお当ブログ5月28日付けの元記事でビヨンセとジェイ・Zカップルも安藤忠雄セレブ・カルト集団とされていたが彼らを主語とした記事が別にあり、後日紹介する。⇒勘違いなので削除します。

 

 今回の売り物件についての注釈は次の通りだ。

 上下に重なった二つのフロアを階段等で連結して全体で一つの住戸とした物を「デュープレクス」と呼びマンハッタンには多数ある。マンションの最上階の住戸は「ペントハウス」と呼ばれ価格は高くなる。今回の物件は「最上階とその下の階を連結したペントハウスのデュープレクス」だ。階数の記載はないがそれほど高層ではない。

 建物自体は築100年と古いが、昔の建物は重厚で立地が良い物件があり、モダンなマンションより高い場合がある。今回は全体で38戸しかない「ブティック的小規模建物」だ。「ブティック」とは「小規模で趣味が良い」というような意味だ。

 

 物件は安藤先生と旧知の日本人が2014年に購入して内部を全部剥がし、先生と5年がかりで竣工させた。先生との拷問的長時間打ち合わせ、「安藤監獄・アンドウジェイル」として世界的に知られるものが持たれたかどうかは不明だ。

 Webでは内部の写真が多数掲載されている。「セレブ達が安藤カルトとなる理由」が、写真からうっすらと分かる気がする。

 

(安藤先生関係の当方の過去のブログ)

安藤忠雄ファンがカルト的になってコンクリートと先生の哲学をあがめる 28日 5月 2023

安藤忠雄先生が設計した豪邸があるランチが4000万$(53億円)で売れていた 12日 2月 2023

安藤忠雄先生設計の住宅、7500万$(78.8億円)では売れなかった。  14日 2月 2021

安藤忠雄先生設計の母屋付きの大牧場が4800万$(49.9億円)前後で成約 17日 1月 2021

安藤忠雄先生が設計したカリフォルニアの住宅が7500万$(81.8億円)で売りに出た 01日 3月 2020