「マージャンと世論誘導の片棒担ぎ」と「マスク/第二波への対策へのステージ」

 あらためて本当の専門家というのはすごいものだ。感染症対策にあたった彼ら・彼女らは職責を果たすのに忙しすぎた事と、テレビでは重要な事は伝えれるはずがないと考え、当初はメディアに露出していなかったのだろう。その結果、「キャンキャン騒ぐ芸人さん」や、「コメンテーターと言う肩書の芸人さん」たちの言ばかりが目立っていたわけだ。

 

 ところで、今はもう第二波に備えて感染者(=抗体を持った人)を増やしておくべきステージなのではないかと思うのだが、どうなんだろう。

 病院がだいぶ空いてきたというのがその理由だ。

 相変わらず「マスク着用」みたいな話があるが、現状では集団免疫には足りていない。第二波来襲に備えて今のうちに感染者を増やしておくべきだと考える。「アベノマスク」は間が悪くなっているという政治的な問題はあるが、利己的に「自分さえ感染しなければいい」という人以外はマスクはすべきではないのだろう。

 

 「感染症」の特質から、真実を正直に国民に話すことは無理だという面はありそうだ。素人考えでも、国民のより多くを救うという目的と、目の前の個別の患者を救うという目的は両立しない部分がある。厳しい話だ。

 ここはだまって自粛を緩め、感染者を増やそうという作戦なのかも知れない。

 

 なんにしても、テレビも新聞ももう少しなんとかならないのかね。

 朝日新聞や産経新聞にしたって、権力の側と常習的にマージャンをやることで情報のお裾分けをもらい、それが「特ダネ」になってたわけでしょ?

 大事件が起きた時に検察から小出しに情報をもらい、検察の意を汲んだ特ダネで大々的な世論誘導を行い、それが上手にできればまた次回のマージャンで情報のお裾分けをもらい、それがまたさらに特ダネの続報になって、次の段階の世論誘導に協力する。

 こんな話なら馬鹿らしいので新聞の政治面はもう読むのはやめます。これは「政治面のフリをしたエンターテインメント欄」だからだ。

 今回の件、ばれてしまったのは新聞社にとり想像以上に致命的で、当たり前のことだが、朝日新聞と産経新聞は第三者委員会により社内調査すべきだ。

 

 と、以上のように書きましたが、実はこの程度の話は昔から想像がついていた。したがって、日本の新聞はもう5、6年、読んでいない。カミさんが読んでいるのと古新聞はなにかと便利なので、取っているだけだ。

 なお、電子版で読んでいるのだが日本経済新聞だけは目を通す価値がある。フィナンシャル・タイムズと提携してから以降、紙面が飛躍的によくなった。同紙の国内の政治面はつまらないのだが、これはマージャンに入れてもらえなかったからなのだろう。