週刊住宅:世界のビッグ・プレイヤーたちの横顔

 ニューヨーク本拠の大手デベ群には同程度の規模の会社が数社あったのだが、超巨大開発であるハドソンヤードを手掛けたリレイティッドが今は明らかなトップだ。  従ってSLグリーンは二位集団の中の最も有力な一社という状態になった。僅かながら商業施設も保有しているが、資産のほとんどはオフィスビルである。...
 カナダ本拠のトリプル・ファイブは巨大モールを核にしたウルトラ・スケールの開発で有名だ。マイアミで2年前に許可を取得した開発は約20万坪と小さ目のゴルフ場並みの広さで、モールの他にホテル、遊園地、ウォーターパーク、スケートリンク等も予定している。...
 アマゾンが不動産ビジネスに与えている影響の大きさはGAFAの中でも突出している。  ポジティブな影響の代表は「物流倉庫」だ。倉庫は近年、イメージが一変した。...
 ワン・ワールド・トレードセンターは2001年9月のアルカイダの攻撃により倒壊したツインタワー跡地周辺の再開発のシンボルで、アメリカで最も背が高い。デベはニューヨークで5位の商業不動産保有会社、シルバースタインだ。...
 「クロスレイル」はイギリスで進められている大型の鉄道新線計画だ。両端が二股に分かれているが、全長117kmというのは東京から熱海までとほぼ等しい。西では枝線でヒースロー空港内の3つの駅とつなぎ、ロンドン中心部を地下で貫通してはるか東に抜ける。2000年代後半に事業が正式にスタートし、当初の開業予定は2018年12月だった。...
 シンガポールの住宅政策は世界で最もうまく機能しているとされているが、その中心となるのが政府の「HDB(住宅開発庁)」という部局が供給してきた高層住宅である。これらは基本的には5年間の転売禁止付きの99年間リースとして販売され、外人は購入できない。国民の80%がこの通称「HDB」と呼ばれる高層住宅に住んでいる。...
 同社はビル等14棟を保有するオフィス・リートの準大手だが、保有資産はエンパイア・ステートビルに大きく偏り、さらに営業利益の25%がこのビルの展望台からという特殊な収益構造である。従って「エンパイア・ステート・リアルティ」を語ることはイコール、「エンパイア・ステートビル」そのものを語ることになる。...
 中国のマンション・デベのトップスリーというと万科企業、碧桂園と恒大集団だ。恒大集団は深圳本拠で香港市場に上場、170都市以上(!)で展開している。創業者で同社のトップである許家印会長は総資産が約3兆円と中国で第三位の富豪である。...
 「モービルホーム」というのは、工場でコンテナに窓や室内のキッチン等を備え付け、そのまままるごとを現地に運んで据え付ける住宅である。コンテナを2個あるいは3個以上を並べて住む場合もある。ユニットは最大のもので約41坪とされている。...
 レナ―はアメリカ最大規模のホームビルダーの一つで、同業にはDRホートン、パルトグループ、トール・ブラザーズ等がある。  アメリカのホームビルダーは、日本の注文住宅メーカーというよりは建売のパワービルダーの方に近い。...

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