週刊住宅:世界のビッグ・プレイヤーたちの横顔

 本連載も残り六回となった。今回は「日本人が海外不動産投資をする際の注意点」を書きたい。いずれもほぼ私自身の実体験である。...
 イギリスには住宅ローン融資専業のノンバンク大手が2社ある。ネイションワイドとハリファックスだ。アメリカでと同様、イギリスでも住宅ローンにおけるノンバンクの比重は日本よりはるかに大きい。...
 CBREは商業不動産仲介・サービス業で世界最大、拠点数は480ヶ所もある。  仲介・サービス業は取引の際はいわば「黒子」だが、同社がタイムリーに発表する市場の分析は社名入りでメディアに実によく登場する。  合従連衡が激しい業界なのでそれを中心に整理しよう。...
 ドイツはヨーロッパ最大の経済大国だが、同国の不動産ビジネスの話が世界的な話題になることは極めて少ない。その例外がヴォノビアで、同社はドイツ最大の不動産会社・賃貸マンションリートだ。賃貸戸数は39.7万戸である。  ドイツの不動産が国際的に注目されない理由を二つの有力な都市でみてみよう。...
 サム・ゼル氏は「現代的不動産ビジネスの創始者」とされている。現在79才でもう半分引退しており「長老(古老)」扱いなのだが、節目において登場するご意見番でもある。...
 1992年、ウォルト・ディズニー社はユーロ・ディズニー・リゾートの第一期をパリ近郊でオープンした。核となる東京ディズニーランドと似たテーマパークの他、大型ホテル6棟等、第一期分だけで600ha(180万坪)あった。ここではディズニー社の驚嘆するようなリスク回避の枠組みをご紹介しよう。...
 ニューヨーク本拠の大手デベ群には同程度の規模の会社が数社あったのだが、超巨大開発であるハドソンヤードを手掛けたリレイティッドが今は明らかなトップだ。  従ってSLグリーンは二位集団の中の最も有力な一社という状態になった。僅かながら商業施設も保有しているが、資産のほとんどはオフィスビルである。...
 カナダ本拠のトリプル・ファイブは巨大モールを核にしたウルトラ・スケールの開発で有名だ。マイアミで2年前に許可を取得した開発は約20万坪と小さ目のゴルフ場並みの広さで、モールの他にホテル、遊園地、ウォーターパーク、スケートリンク等も予定している。...
 アマゾンが不動産ビジネスに与えている影響の大きさはGAFAの中でも突出している。  ポジティブな影響の代表は「物流倉庫」だ。倉庫は近年、イメージが一変した。...
 ワン・ワールド・トレードセンターは2001年9月のアルカイダの攻撃により倒壊したツインタワー跡地周辺の再開発のシンボルで、アメリカで最も背が高い。デベはニューヨークで5位の商業不動産保有会社、シルバースタインだ。...

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