グローバル不動産経済研究会:レジメ

 中国で「モーゲージ返済拒否」の動きが急速に広がった。キャッシュが尽きたデベがマンション工事を停止、図面売りの購入者は「竣工しそうにないのにモーゲージ返済を続ける事はできない」とした。SNSのプラットフォームでの呼びかけで、燎原の火の如く拡大した。  末尾参照:中国の当局が行っている対応の記事...
 中国の新築マンション販売はほぼ全てが「図面売り」で、「購入契約時に価格の全額を払う」慣行である。 マンション購入者はモーゲージ(ローン)分をマンション工事期間中も毎月返済をする。...
 今年のバケーション旅行の過熱から、一部のリゾート地でホテルが法外な値上がりをしている。特に激しいのはマイアミの55.64%上昇、ハンプトンズが51.01%上昇だ。アメリカ全体ではホテル料金は2019年比で15%上昇となっている。...
 アマゾンが倉庫を減らすとして、物流倉庫業界にとって衝撃が走った。同社のオンライン通販は新型肺炎中に一段と拡大したが、倉庫を多く確保しすぎていた事が原因。但し他社からの倉庫需要は大きく、アマゾンによる空室は埋まるだろう。 (参考記事) 物流倉庫:アマゾン、手当てをし過ぎた倉庫を大量にサブリースへ出す (BB 2022.5.22・日)...
 ブラックストーンの不動産向け投資に加速が付いているが、有力な原因は非取引リートである「BREIT」にあるようだ。従前のファンド投資では契約上、投資期間が10年程度である(実際は乗り換えられる事も多い)が、BREITはリートなので期間に限りがない。 (末尾に関連記事)  5月の頭、タイムズ・スクエアを中心としたマンハッタンに、突然、人出が戻ってきた。...
 ひどい不振にある中国の不動産市場について当局は「テコ入れする」としたが、ありきたりな措置を除いて、その具体的内容が一向に明らかにならない。海外の投資家は中国はリスクが高いわりにリターンが低いとの認識が広がっている。...
 恒大集団で開示されていなかった債務20億$(2460億円)について基幹的子会社の預金が差し押さえられた。恒大集団の「本当の債務額」についての疑念が、同社社債への海外投資家の間で高まっている。同社の負債3000億$(36.9兆円)のうち海外分は200億$(2.5兆円)。...
 ウクライナ危機から最も大きな影響を受ける不動産市場は、ロンドンのラグジュアリー住宅市場だ。ロンドンは旧ソ連崩壊時に積極的にロシア人を招き入れ、その他の世界中の怪しげな資金も呑み込んで大きくなった。ロンドンの不動産は彼らにとり「資金の手軽で安全な隠匿場所」だった。 (末尾に関連記事)...
 ソフトバンクで肩書上は現在もCOOだったクラウレ氏は2000億円規模の巨額退職金パッケージを要求していたが、推定350-500億円程度のパッケージとなった。ソフトバンクでは孫CEOが後継予定としてスカウトした人間がクラウレ氏以前にも3人、辞めている。 (末尾に追記)...
 中国とアメリカの板挟みになる企業が増えている。今回、挙げられたのはファースト・リテイリング、ウォルマート、ソフトバンクだ。「ここまで政治リスクを取って投資するほどの魅力は中国からはもう無くなっているのではないか?」という見方まである。 (中国関係:末尾に付記)...

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