「上海ディズニーランド」の出足が順調か否かを知りたい

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 去る6月16日に鳴り物入りで「上海ディズニーランド」がオープンした。

 中国に約300カ所あるとされるテーマパークの、超大型新人だ。例によってディズニーのポリシーなのだろうが、開業1ヶ月間の入園者数は発表されていない。

 

 同プロジェクト、全体面積7平方キロのうちの3.9平方キロがフェーズ・ワンだ。今回開業部分に含まれる主なものは「上海ディズニーランド」「ディズニータウン(物販・レストランエリア)」「ホテル(2棟)」等。

 事業費はなんと55億$で、初期赤字が予定されている。

 

 3.9平方キロというのは118万坪だから、東京ディズニーランドやシーや周辺のホテル群を含めた、「東京ディズニーリゾート」全体の面積・約60万坪の倍である。

 

 それどころか、第二フェーズもかなり準備が進んでいるらしい。

 

 1992年にオープンしたパリのディズニーランドでは第一フェーズ(マジックキングダム+大型ホテル数棟等)の出足がこけて、自信満々で準備を進めていた第二フェーズを着工寸前で凍結するハメになったという苦い思い出がウオルト・ディズニー社にはある。

 

 大連万達のCEO・王健林氏は「事業費が55億$」とはバカ高いとした。大連万達が15数カ所で手がけているテーマパークの事業費は、8億$とも13億$とも言われている。

 

 しかしテレビを見て、高コストの原因の一端が見えた。アトラクションの「開発費」に、途方もないコストがかかっているのだ。

 

 思い起こせば1983年にオープンした東京ディズニーランドは、カリフォルニアのディズニーランドのデッドコピーだった。基本的なコンセプトや建築用の設計図がすでにあったのだ。中には1955年にオープンした当時に作られたアトラクションもあったはずだ。

 

 これは今、思えばコストセーブの点で重要な選択だった。へたに「カリブの海賊」や「イッツ・ア・スモール・ワールド」等を1980年前後の技術でバージョンアップしていたら、いくらかかっていたのか分かったものではない。

 

 それでも東京ディズニーランドは当初は一声700億円としていた工事費が、最終的には1400-1600億円になった。もしバージョンアップを図っていたら、もう500-1000億円、必要だっただろう。

 

上海ディズニーランドの注目点

  第一:各種のライドは正常に動いているか?

  第二:来場者数は年1000万人のペースに乗っているか?

  第三:初期費用償却も含めた赤字はどれだけで済むか?

 

(追記のブログ:上海ディズニーランドの出足、懸念されていたよりも順調

(追記のブログ:今度はディズニーにとっての悪い話・2件

 

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