最近の若い方は、なぜこんなに感じがいいのか

 これは当ジャパン・トランスナショナルが持っている印象だ。

 

 どこの店でも、若い店員さん、なんでこんなに感じがいいんだろう。

 

 その代表が、印刷屋さんの「Kinko’s(キンコーズ)」だ。

 アップルのサポート関係のかたも、そうだ。

 

 「Kinko’s(キンコーズ)」は、今まで渋谷の店、横浜の店、大門の店を、合計20回くらい利用した。

 

 不愉快な思いをしたことが一度もない。

 

 当方の年齢では、あの巨大複合型プリンターの使い方なんか、何回やったって覚えられるわけがない。

 

 叔父さん(もう「おじいさん」か?)相手に、いつも嫌な顔ひとつせず、教えてくれる。

 

 この感じの良さは、従業員教育とかマニュアルとかでできるような話ではない。

 

 マジックだ。

 

 私が若いころ、「わかもの」というのはいつもけんか腰だった。

 

 「学生」なんていったら、本気で「革命をおこそう」と思っていたヤツがいた。

 

 「革命をおこそう」というのはどういう事をやるかというと、7センチ角くらいの角材をもって、集団であばれまくるのだ。

 

 この角材は「ゲバ棒」と呼ばれていた。「ゲバ」とはドイツ語の「ゲバルト=労働」からきている。たぶんカールマルクスの「資本論」に関係する?

 

 これの先鋭化した連中が、あさま山荘でのたてこもり事件を起こした連合赤軍だ。

 

 そこまでいかなくても、昭和50年代初めは、「中革」という一派と「革マル」という一派が、本気で大学のキャンパスで殺し合いをしていた。

 

 信じてもらえないだろうな。