海外の高級ホテルの変わったアメニティ

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 ブルームバーグが「一泊、1000$」以上の高級ホテルのちょっと変わったアメニティを特集した。

 どれも日本では聞いたことがない物ばかりなので、いくつかピックアップしてみたい。

 

 これは若い女性客を狙ったものだと思われるが、部屋の中に中くらいのタンスが置かれ、その中にビンテージ物の高級服やハンドバッグ、アクセサリーなどが入っていて、宿泊期間中はこれらを無料で使えるというサービス。

 気に入ったものは、お金を払って持ち帰る事もできる。

 

 もっとも「ビンテージ物の高級服」というのは要するに「古着」の事だから、用意するホテル側のコストも安いのだろう。

 

 枕カバーにイニシャルをデザインしておいてくれて、希望すればタダで持ち帰る事ができるというサービスは、以前どこかで聞いた覚えがあるが、今回の話では「バスローブ」でこれをやっているホテルがある。

 

 次はたぶんファミリーか、気の置けない友人のグループといった宿泊客を狙ったサービスだと思われるが、(大きな)部屋の一角にテントのような屋根を張って、その下で「みんなでうたた寝をすることができる」というサービスだ。

 

 最初に読んだときはみんなでうたた寝なんて楽しそうだなと思ったが、1泊1000$のホテルでこれをやるのだから、アメリカ人も結構、病んでいるという気がしないでもない。

 

 ビーチ沿いのあるラグジュアリーホテルでは、部屋に備え付けのiPadでプログラミングして(と言っても、メニューの中から選択して順番を指定するだけだと思う)、オリジナルな打ち上げ花火を打ち上げるというオプションがある。

 

 値段は打ち上げ花火・1分につき1700$。5分ちょっとで100万円だ。

 

 このホテルにはプライベートビーチがあるのだが、やはりオプションでパパラッチが侵入しないように、監視員を頼むこともできる。

 

 やはりアメリカは少し、病んでいる。

 

<グローバル不動産経済レクチャラー/海外不動産セミナー>

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ソフトバンクのフォートレスの買収、評価は二分

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 ソフトバンクは本当に「ソフトバンク2.0」へ変身中なのかもしれない。

 自らが中心となって立ち上げた1000億$の投資ファンドで、フォートレスを買収した。

 フォートレスは運用資産700億$の上場している大手ファンドだ。

 

 買収価格は33億$。株価時価に対してプレミアムが38.6%も乗っている。

 それでも1000億$の投資ファンドにとって、全く無理のない範囲の価格だ。

 

 好意的な意見としては、ソフトバンクは今回の買収に当たり、フォートレスの創業者3人をつなぎとめる事が出来た点を重要な成果とする説。

 ファンドにとって人は財産なのだ。

 それと「ソフトバンク2.0」への変身のために必要なファンドの運営ノウハウを手に入れれる点を重要だと評価する説。

 

 一方、問題点としては「買収価格が高すぎる」という説。

 ヘッジファンドという業態が株式市場で評価されていたのは昔の話。

 大体にして、今のフォートレスのポートフォリオはヘッジファンドらしからぬスリーピーなもので、プレミアムを38.6%も乗せてもPERは10倍でしかない。

 

 おまけにフォートレスは人件費がバカ高い。

 役職員1,100人の平均年俸は67.5万$(約7700万円)なのだ。

 クライアントからの受取手数料の5分の4が人件費で消えている。

 

 フォートレス側から今回の取引を見るとどうなるか。

 最も心惹かれる点は、買収されてしまえばもう小うるさい各種の株主からつべこべ言われなくても済むという点。

 「経営者兼ファンドマネージャー」から、「専任のファンドマネージャー」になれる訳だ。

 

 2007年の新規上場後の最高値時、同社の時価総額は70億$を越していた。

 それが直近では23億$だった。

 さっきの役職員の年俸の額を聞いたら、株主だったら何か言いたくなる。

 

 ソフトバンクはフォートレスの経営に相当な自由度を与えるようだ。

 孫さんが売り物にしている「目利き」ってその程度の物なの?

 もちろん、話は今後の展開次第で、いまケチはつけてもあたるかどうかは分からない。

 

<グローバル不動産経済レクチャラー/海外不動産セミナー>

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ブラックストーン系の一戸建て住宅賃貸最大手が上場

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 アメリカにはいろいろなスケールで「一戸建て住宅の賃貸」に特化した会社がある。

  大手から中小までさまざまだ。

 

 最大手は「御三家」で

 1位:インビテーション・ホームズ    4.8万戸

 2位:アメリカン・ホームズ・4・レント   4.8万戸

 3位:コロニー・スターウッド・ホームズ 3万戸

 

 以下、たぶんずらっと並んで、一番下が個人投資家だ。

 

 日本のいわゆる「サラリーマン大家さん」と同じセグメントの人も無数にいる。

 というか、アメリカでもしばらく前は今の日本と同様、「一戸建て住宅賃貸」というのは小金持ちが細々とやるビジネスだったから、市場シェアから見ればこっちの方が今でも圧倒的な多数派だ。

 

 このビジネス、とにかく運が悪いと手間ヒマが途方もなくかかる。

 

 従って、ちょっとお金が貯まった投資家は、新米大家さんに「お金を貸す」ビジネスの方にシフトする。実務の面倒は新米大家さんがする。

 金利は市中の金融機関よりは若干高いが、先輩大家さんのアドバイス付きというのがウリだ。

 

 「スケール」というのはすごいもんだという事は、会社員時代に実感した。

 

 私が勤めていた三井不動産は日本最大の不動産会社だから、やっている業務のあちこちでいろんな業務を日本最大のスケールで行っていた。

 規模が半分だったらこうはいかないなと思うことも、スケールがでかいとペイしてしまうのだ。

 

 インビテーション・ホームズほかの「一戸建て住宅賃貸」も同じだろう。

 

 さきほど「とにかく運が悪いと手間ヒマが途方もなくかかるのだ」と書いたが、5万戸も貸していたら「運が悪いことがある」ことがビジネスのネタになると思う。

 

 やはりアメリカのダイナミズムってすごいです。

 

(過去のブログ:ブラックストーン、一戸建て賃貸住宅子会社を上場へ)

(過去のブログ:アメリカで近年に勃興した新しい不動産ビジネス

 

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