2016年4月執筆実績ブログ

マンション(超豪邸)のさまざま

 英語の「マンション」とは、一戸建てのスーパークラスの超豪邸のことを意味します。日本語の「マンション」とは全く別物です。

 

 敷地は大変広く、最低でもエーカー単位(数千坪以上)あります。門から建物まではかなり距離があり、建物や庭の維持管理のための費用は巨額です。

 

 アメリカやヨーロッパでは1億ドル(112億円)を超す取引を時々見かけます。事情通によれば去年取引されたあるパリ近郊所在の物件の売買価格は2.75億ユーロ(349億円)との事で、これは過去のあらゆるタイプの住宅取引の世界最高記録を塗り替えたとされています。

 

 一方、写真で見ると似たような「マンション」ではありますが、破格値の物もあります。この手のボロ・マンション(ボロ超豪邸)は使えるようにするための修復に、莫大な費用がかかります。

 

 現代風のマンションもあります。設計事務所が腕によりをかけて設計した一戸建ての超豪邸です。去年、ビバリーヒルズとそれに近接した地区でこれらの建築ラッシュが起き、販売価格あるいはその予定価格が1億ドル(112億円)超の物件が相次ぎました。

 

 ただし一般に新築・中古を問わず、「1億ドル(112億円)」を超した場合、値札どおりで売れる事はまずありません。

 

 「都市型のマンション」と呼ぶべき物もあります。

 これはニューヨークの街なかに建つ、庭が殆ど無い総3階建てから総5階建てくらいの一戸建ての建物です。昔、富豪や成金が住宅として建てた一軒家なのですが、その後、多くがオフィスやギャラリーに転用されていました。

 

 片や数十億円もする超高級コンドミニアムと比べてこの都市型マンションの方を好む富豪達が時々、これらを買っています。内部を改装し直し、往時のように住宅に戻して使う訳です。

 

 この手の都市型マンションがマンハッタンの物件として売り物で出ると、高額な物で4000-5000万ドル(45-56億円)程度です。

 

(ドル=112円 ユーロ=127円 2016年3月31日近辺のレート)

 

            ジャパン・トランスナショナル 代表 坪田 清

 

三井不動産リアルティ㈱発行

REALTY real-news Vol.11  4月号 2016年 掲載

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