2015年6月執筆実績

マンハッタンでさかんな「超豪邸マンション」売買

  ニューヨークでは今、日本では考えられないような超高額のマンションの売買が盛んです。ざっくり言って坪単価で2000万円から3500万円、一住戸30億円から100億円です。

 

  先日は21,500sqft(604坪)のマンションが1.5億ドル(188億円)の希望価格で売りに出されました。坪単価では約3104万円になります。日本で最も高額なマンションは大体坪1000万円程度なので、面積の測り方の相違を無視した単純な比較では3倍くらいになります。

 

  広さも比べ物になりません。今回のマンションは「トリプレックス」といって、一住戸が3フロアにまたがったものです。2フロアにまたがった、日本で「メゾネット」と呼ばれるタイプの住戸は「デュープレクス」と呼びます。「トリプレックス」はニューヨークでも比較的、珍しいですが、「デュープレクス」はたくさんあり、上の階に主寝室や子供部屋等のプライベートな空間、下の階には玄関や来客接待用のリビング、20人ほどが座れるダイニングルーム、映画室、フィットネス用の部屋などが配置されるものが多いです。

 

  しかし上には上があります。住宅価格が高い事で有名なモナコでは、たてに5フロアが連結された超高額マンションの販売予定が昨年、明らかにされました。予定価格は4億ドル(500億円)です。このクラスになると、買う事が出来る人間は極端に限られてきます。買うとするとたぶんセカンドハウス(3、4番目?)としてでしょう。資産額100億ドル(1.25兆円)はないと、この値段のセカンドハウスは買えないと思います。今年のフォーブスの富豪ランキングで見ると、そのような民間人では世界に124人しかいません。

($=125円/6月5日頃のレート)

                       ジャパン・トランスナショナル 代表 坪田 清

三井不動産リアルティ㈱発行

REALTY real-news Vol.1  6月号 2015年 掲載

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